「3Mで学んだニューロマネジメント」を読んだ

 家にあったから軽い気持ちで手に取ってみたんだけど、組織文化や評価制度の話などもあり、期待以上の本だった。近いうちにもう1回読みたい。

3Mで学んだニューロマネジメント

3Mで学んだニューロマネジメント

 
  • エンジニア以外の職種ではどういう働きぶりなのかなっていうのは気になった。
  •  15%カルチャー。ルールではなくてカルチャーというのがポイントで文化として受け入れられている。会社に貢献できると信じられるものは独断でやってよいし、上司に報告もしなくてよいのでもし失敗しても大丈夫。調査費や材料費などの予算ももらえる。他の人に助けを求められたら助けるし、アシストしたことは称えられるようになっている。
  • 「不公平に扱われたと感じると、自分の利益を犠牲にしてでも相手を罰する」のは人間の本質だが、逆に「(平等であると)信じる心が新しいことに挑戦する勇気を与える」というのも人間の本質である
  • 自燃性と不燃性がでてきたけれど、初出って稲盛和夫なのかな?先日ちょうど京セラフィロソフィで読んだ箇所だったのでところだったので印象に残った。
  • 不燃性の人はどう対処するんだろう?っていうのは疑問なんだけど、複数のマネジメント系の本を読んでも退場していただくしかないと言っていて、他者からの働きかけでは変えられないところなのかなと思ったり。