2007-11-24
熱っぽい。少し咳がでる。
朝から洗濯。フランスパンを仕込んで焼きました。
お風呂読書は、「リンク格差社会 ~ウェブ新時代の勝ち組と負け組の条件~ (マイコミ新書)」。6 degrees の話が出てきました。1967年の実験だし、なんかあやしい？と思ったので、調べてみました。実験そのものの結果は、あーそういう結果だったのねって思えるけど、これをもとに自己啓発や人脈力とかそういう話を展開すると、おかしなことになってきます。メラビアンの「言葉の情報は7％」というのも、全然違う実験だったことを知ったときはショックでした。（ショックというか、ゲラ笑いしました。）
でもこのメラビアンの法則とやら、なにかうさんくさいものを感じませんか。そこで、誰にでもできる簡単な実験をしてみましょう。「今度の日曜日、朝８時半にＪＲ東京駅八重洲南口に集合。」これを初対面の外国人に伝えてみましょう。なお、この外国人は昨日アフリカから来日したばかりで、スワヒリ語しか話せませんし、あなたは日本語しか話せないものとします。メラビアンの法則に従えば、言葉が通じなくても、しぐさ・表情・声質・身だしなみで伝えたいことの９３％を印象づけることができるはずです。
次に、伝えたい内容をスワヒリ語に翻訳したものを身振り手振りなし、無表情のまま読み上げてみましょう。メラビアンの法則に従えは、この方法だと話の内容は７％しか相手の印象に残らないはずです。
さて、来週の日曜日に東京駅に来てもらえそうなのは、どちらの方法でしょう。
