読んだ本

感想。

  • 紫色の1色刷り。残像で目がチカチカするのでいやー。1色刷りならモノクロトーンがいい。
  • 会社設立に必要な書類が箇条書きで挙げられていたページ、最後に「など」でしめるのはやめて。ケースによっては他にも必要になるかもしれない書類があるならきちんと挙げてほしい。
  • 図の位置がおかしいところがある。箇条書きで書いているのに、次のページ(見開き左ページ)に図が挟まれて、その次のページ(見開き右ページ)にその箇条書きの続きがあったりした。
  • 有限責任事業組合の構成員課税のメリットのところに書いてあったことは本当なのか?組合の赤字を個人の所得と合算でき、個人所得から組合の赤字を差し引いた分が個人所得となりそれが課税対象になるため、税金が少なくすみ、節税になるとあった。他の会社形態にした場合もっと節税できるケースもあると思うのだけど。節税のことをいうならもっと広い視点がないと。知っていて、わざと書かなかったのかな。
  • 有限責任社員は安全、無限責任社員はリスクが高いという印象を与える書き方が気になった。商売自体が成功しなければ、どちらも危ないし、有限責任とか言っても実際には「それ以上は知りません!」とは言えないでしょうに。ビッグな夢を描くのであれば株式会社、有限責任事業組合はモチベーションが高くなるという表現もちょっとどうかなと思いました。
  • なーんにも知識がない人が入門書として読むのはよいかもしれません。amazonのレビューで絶賛している人もいるし。