ビジョナリーカンパニー

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則
ジェームズ・C. コリンズ ジェリー・I. ポラス James C. Collins Jerry I. Porras 山岡 洋一
日経BP社 (1995/09)
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全ページパラパラめくって気になるところだけ読むという読書法を試してみました。1時間くらいで読み終えました。大事なところはおおよそわかった気がするので、この読書法も今後は取り入れることにします。

要点メモ

  • 時を告げるのではなく、時計を作ること
  • 「ORの抑圧」をはねのけ、「ANDの才能」を活かすこと
  • 決して満足しない
  • 基本理念を維持し、進歩を促す
  • 一貫性を追求しよう

本の感想など。

結びの言葉が理解できなかった。
「したがって本書は終わりではない。終わりのはじまりですらない。しかし、はじまりの終わりになるのではないかと、わたしたちは期待している。」
もしかして訳がわかりにくいかもしれないと思って原文を探してみたら、チャーチル英首相の言葉を引用していたことがわかった。

今は終わりではない。これは終わりの始まりですらない。しかしあるいは、始まりの終わりかもしれない。
"Now this is not the end. It is not even the beginning of the end. But it is, perhaps, the end of the beginning."

エジプト・アラメイン第二戦で英国がドイツ東アフリカ軍団を撃破した後の演説 (November 10, 1942)